存在感はあるけど、省スペースで飾れる
象のオブジェ(2022年〜)
リサ・ラーソンが、WWF(下記参照)の為にデザインした親子のゾウです。
デザイン自体は、2014年にプロトタイプとして発表していましたが、
2022年から正式に生産されることになったリサ・ラーソンの作品の中では、
かなり最近のものとなります。
WWF=
World Wide Fund for Nature(世界自然保護基金)
「人類が自然と調和して生きられる未来」をめざし、
世界100か国以上で活動する自然保護団体
(気候変動イニシアティブの公式HPより抜粋)
子ゾウが、おなかの部分にぴったり収まって、大切に守られている感じが、
微笑ましいです。
でも、全体として可愛くなりすぎていないところがポイント。
”落ち着いたオブジェが置きたいけど
クールすぎるのは、ちょっとなあ・・”
”飾るならちょっとユニークで、見ると気持ち
が和むようなものがいいなあ・・”
なんて、思われているならオススメです。
親ゾウの目が、可愛いすぎないところがいいです
リサラーソンとWWF
リサ・ラーソンとWWFは、過去にもコラボレーションしています。
1975 年から 1981 年の間、「絶滅危惧動物コレクションシリーズ」
として毎年 1 種ずつ発表されていました。
(オオヤマネコ、イヌワシ、アザラシ、バイソン、ハリネズミ、カワウソ、
ハヤブサ)
そして 2022年2月、WWFとリサ・ラーソンのコラボレーションが再開され、
この象のおやこ(ELEPHANT WITH BABY)が発表されたのです。
当初、2022年の夏にスウェーデンにあるリアン・デザイン・ミュージアムで
開催された大規模なリサ・ラーソンの回顧展にて限定販売されました。
その後一般に販売されるようになり、当店でも販売可能となりました。
売上の一部はWWFを通じてゾウの保護活動に寄付されています。
リサ・ラーソンは2024年に亡くなりましたので、WWFとのコラボレーション
としては、残念ながら最後の作品となりました。
ゾウは名前で呼び合う!?
ところで、先日見た新聞の記事に驚かされました。
野生のアフリカゾウは、個別の名前のようなものを
使って仲間とお互いに呼び合っている可能性が
あるとの研究成果を、米コラルド州立大などの
研究グループが論文にまとめ、英科学誌で発表した。
・
・
イルカやオウムは、仲間が発する音をまねて呼び合う
ことが分かっているが、ゾウの場合は音の模倣に
頼らずに、人間に近い方法で互いに呼びかけ合って
いることがうかがえるという。
また、ゾウが名前で呼び合うのは、長い距離を
移動している時や、大人が子どもに呼びかける時に
多かった。(2024年6月16日(日)毎日新聞)
記事全文はこちらをクリックするとご覧いただけます。
おもしろいですよね。
ゾウが名前で呼び合っている可能性があるなんて。
あらためてこのオブジェを見ていると親子で呼び合ったり、会話している
様子が聞こえてきそうな気がしませんか?
そんな想像を巡らせながら、飾ってみてはいかがでしょうか?
食べ物をもらっている?会話してる?
意外と省スペースで飾れます
リサ・ラーソンのオブジェの中では、やや大きめ(約幅20cm×高さ17cm)
となりますが、奥行き(厚み)が5cmと少ないので、意外とスペースを
取ることなく飾ることができます。
大きさのイメージ・雑誌Casa BRUTUSと比較
厚みが少ない(約5cm)ので、意外とスペースを取りません
存在感はあるけど、省スペースで飾れる大人っぽいオブジェ
ぜひあなたのお部屋にピッタリの場所を探してみてください。
かわいさと美しさが共存するオブジェ
スウェーデンを代表する陶芸家、リサ・ラーソン。
彼女のつくるオブジェからは、素朴なあたたかさ、やさしさを感じます。
最近はユニクロとコラボしたTシャツが売られたり、ぬいぐるみが作られたり、
キャラクターのように取り上げられていますが、本来の魅力は陶器作品に
あると思います。
「かわいい」と取り上げられることが多いですが、前提にある造形的な美しさ
が魅力だと思っています。
ご購入前のお願い(下記をクリックしてご一読願います)
リサ・ラーソンの陶器作品をご購入前に知っておいていただきたいこと
商品スペック
■デザイン:リサ・ラーソン/Lisa Larson(スウェーデン)
■製造:KERAMIKSTUDION GUSTAVSBERG/スウェーデン
■材質:陶器
■サイズmm(約)
幅195×高170×奥行50
■重量g(約)
850
■備考:
※専用の箱はありません。
※こちらはハンドメイドのため、一点一点に個体差がございます。作品の味として、
ご理解願います。
※お使いのPCモニター、スマートフォンの機種によって、実際の色味と見え方が
異なる場合がございます。予めご了承ください。
Lisa Larson /リサ・ラーソン
1931 年スウェーデン・ヘルルンダ生まれの陶芸家。
大学卒業後、Stig Lindberg(スティグ・リンドベリ)からスカウトを受け当時
スウェーデン最大の陶芸製作会社であった Gustavsberg(グスタフスベリ)に入社。
26 年間の在籍中に約 320 種類の優れた作品を生み出しスウェーデンを代表する
陶芸デザイナーとして一躍人気を集める。
1979 年に退社後フリーデザイナーとして活躍した彼女は 1992 年に
Keramik Studion Gustavsberg 社を設立。
経験豊かで確かな技術を持つ職人の力を借りながら、代表作品である「ライオン」、
「ブルドッグ」などの作品の復刻をはじめます。
彼女ならではの造形の美しさ、愉しさを感じる動物を中心とした作品群は、
本国スウェーデンや日本のみならず、世界中で数多くの人に愛されています。
近年は作品の復刻の他、アートピースや新作を発表するなど精力的に
作品づくりを続けていました。
2024年3月逝去