会場と作品の一体化に驚き
こんにちは。
先日、KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭に行ってきました。
2014年から毎年開催されているのですが、私が行ったのが2023年に続き2回目。
今年は事前にHPをチェックして5会場くらい見たい候補があったのですが、時間の都合もあり二人の写真家、アーティストだけになりました。
前回のブログではそのうちの一人、レティシア・キイ(Laetitia Ky)を紹介しましたが、
今回は二人目 エリック・ポワトヴァン(Eric Poitevin)
フランスの写真家です。森や植物の写真が多いのですが、今回は、両足院というお寺が展示会場。
この写真祭の魅力の一つですが、京都ならでは歴史的建造物や近現代建築を会場にしています。
この展示は、まさに京都ならでは。
お寺の中の畳の空間、ふすまなどに展示されているのですが、不思議と調和していました。

お寺の庭園や自然を取り込む構造や、余白の美のようなものが、作品をより引き立たせている感じがしました。

お寺の中を抜ける風や、縁側から見る庭園が気持ちよく、展示を観てからはしばらく、座ってぼんやりしていました。
京都市内にいるのを忘れさせてくれる、静かな空間でした。

お寺に行くのは、久しぶりでしたがリフレッシュするには、とてもいい空間だと、改めて認識しました。
自宅の近くでも、どんなお寺があるのか、改めて探索してみるのもいいかもしれませんね。
テキスト:店主 ナカムラ

