レティシア・キイ(Laetitia Ky)のSelf Loveに感銘
こんにちは。
5月に入り、大阪は気持ちのいい天候が続いています。
先日、KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭に行ってきました。
2014年から毎年開催されているのですが、私が行ったのが
2023年に続き2回目。
京都市内(今年は15ヶ所)の会場で開催されているのですが、
全部を回る時間はなかなか取れないので、
会場の雰囲気や写真を見て、絞って観ています。
この写真祭の魅力の一つですが、京都ならでは歴史的建造物や
近現代建築を会場にしているので、その建築を見たくて
決めることもあります。
今年は事前にHPをチェックして5会場くらい見たい候補が
あったのですが、時間の都合もあり二人の写真家、アーティスト
だけになりました。
でも、いずれもとても良かったです。
気持ちのリフレッシュもできました。
見たアーティストを紹介しますね。
一人目は
レティシア・キイ(Laetitia Ky)
ラジオでピーター・バラカンさんがおすすめしていて、
それで興味を持ちました。
自分の髪を彫刻のように扱い、作品を制作し
セルフポートレイトで表現しています。
「どうやって作ってるの?」
と言わずにいられません。ユーモアを感じるものも
ありますが、それぞれ強いメッセージが込められています。
会場は3フロアあり、テーマで分かれていました。
・自分のルーツを愛することを学んで
・正義と男女平等を求めて
・Self Love
この中で特にSelf Loveにあったキャプションに
感銘を受けました。
この世界に、あなたとまったく同じ人は誰一人として存在しません。
だからこそ、あなたにしか歩めない特別な道があるのは自明のこと。
その道には、一人ひとりの形があり、リズムがあり、時間の流れが
あるのです。
今は日々流れてくる情報に振り回されたり、つい周りがよく思えて
しまうこともあります。
そんな自分へのメッセージにもなりました。
そして、障害のある息子にも伝えたい。
二人目の写真家は次回に。
テキスト:店主 ナカムラ