播磨 靖夫(はりま・やすお)さんが、
2024年10月3日にご逝去されました。満82歳。
心よりご冥福をお祈りいたします。
一般財団法人「たんぽぽの家」理事長、
社会福祉法人「わたぼうしの会」理事長。
1976年に奈良県で、障がい児の親らと
障がいのある人たちの生きる場
「たんぽぽの家」を設立。
同年から、障がいのある人たちが夢や
思いを込めた詩に曲をつけて歌う
「わたぼうし音楽祭」を開催してきました。
また、1990年代には、余暇活動としての
位置づけが多かった障がい者のアート活動を、
社会にとって価値のあるものとして提案する
「エイブル・アート・ムーブメント
(可能性の芸術運動)」を提唱されました。
芸術振興の分野において、障がいのある
人たちの芸術文化活動の発展に寄与されたことで、
令和4年度の文化功労者20人のうちの1人に
選ばれました。
※日本NPOセンターのHPより、要約
https://www.jnpoc.ne.jp/
今では障がいのある人たちによるアートは、
「アール・ブリュット」
「アウトサイダー・アート」
などとも言われ
注目されるようになってきましたが、
この方の活動があってのことだと思います。
僕が「たんぽぽの家」の存在を知ったのは2007年。
障がいを抱えて生まれた息子が5歳。
この先どうなるのかな?と悩んでいた時に
当時勤務していた会社で知り合った美術館の
学芸員さんが教えてくれました。
ハンディキャップを持った人たちがいきいきと
創作活動する姿に、とても励まされました。
素晴らしい活動をされているので、
ご興味があれば、下記サイトをご覧ください。
その「たんぽぽの家」が運営する
「Good Job! センター香芝」が手掛ける商品(はりこ)が
こちらなんです。
テキスト:店主 ナカムラ